サラタメさんにハマっているはしっこです。
良書を要約して聴き流す事ができるということは、とても時間の使い方がリッチになります。
今回は、好きなものを「推す」だけ。という本を読んでみての記録を綴ります。
ブログを書いていて、文章力をもっと向上させたいと思い、書店で手に取った本になります。
↓これ!
作者
作者はJini(ジニ)という方です。
本当に好きなものを推して、2500万PV獲得、仕事の依頼も絶えなくなったトップブロガーだそうです。
この謳い文句を見て、
師匠!勉強させてください!
と意気込んで、購入した31歳です。
「推し」のすすめ
令和時代は「推し」がサバイバルスキルになります。
昔とは違い、今のブームを巻き起こすのは、インフルエンサーと呼ばれる、影響力の高いSNS等の発信者です。
タピオカブームしかり、香水しかり、インスタグラムやツイッター、YouTube等でバズり、ブームを作るのが一般化してきています。
もはや、TVCMや広告よりも力が強いかもしれない現代における個人の発信力。
この発信力、すなわち何かを「推す」力が、この令和を生きて行くうえで重要な力になるとのことです。
推す時に考えること
発見→感動→発信→共鳴
このプロセスの先に推しがあるとのこと。
発見
まず、何かに出会わなければ何も始まりません。
推したいこと、推したいものに遭遇する必要があります。
直感的に気になる事があれば、時間やお金が許す限り、なんでも挑戦してみましょう。
好きになる何かは実は自分のすぐ近くにいるかもしれません。
感動
まず、感動はするものではなくさせられるもの。
ふと自然に感動した経験を大切にしましょう。
そして、なぜ感動したかを考えましょう。
そのなぜが分かるまで、深くその物事を知る、理解する努力をしましょう。
案外、わかった気になっていても知らないことはたくさんあります。
感動したことを深掘りすると、新たな世界が垣間見えるでしょう。
発信(表現)
発信(表現)において、どこで表現するかが重要とのこと。
ツイッター、インスタグラム、フェイスブック、YouTube。。
各プラットフォームの特徴があり、表現方法も異なるため、その特徴を把握し、表現に適した場所を選ぶ事が大事とのことです。
軽く呟くか、写真を載せるか、長文で表現するか、動画や音声で発信するか、方法は様々です。
共鳴
即ち、発信者に共感する人が、自分も発信するようになる現象のことです。
この共鳴が起こることで、一気に自分の推しが拡散されることになります。
バズる
ですね。
推すテクニック(ピックアップ)
他に誰も気付いていないような推しポイントを深掘り
例えば、有名俳優が「演技がうまい」「顔がかっこいい」は誰もが頭に浮かぶ印象で、そこを推したところで、ですよね。的な感想となり、人の心を動かす事ができません。
そんな彼が声優として挑戦した映画の魅力を挙げると、有名俳優の少し違った角度からの押しポイントが見えてきて、人は興味を持つそうです。
自分が好きであるが故に、見えていること、知っていることがあるはずです。
ニッチな、マニアックな何かが。
自分だからこそ表現できる魅力を伝える意識を持つことで、推しの力が強化されるとのことです。
自分の話と絡める
誰もが知る有名なものを推す際には、自分のエピソードと絡めることで、オリジナリティが付加され、魅力的な推しとなります。
出会ったきっかけ、第一印象、なぜ推したいと思うようになったのか、そこには自分にしか語ることのできないストーリーがあるはずです。
そのストーリーに人は共感し、心を動かされるはずです。
推すとは自分を知ること
推すことは、自分が気に入ったもの、感動したもの、愛したものを言語化し、発信するという行動を起こします。
その行動から、自分の価値観を再認識でき、自分を認められるようになります。
どんなバカらしいことでも、滑稽なことでも、自信を持って推しましょう。
最後に
文章のプロはしっかり思考していました。
「推す」ということには、いろんなプロセスやテクニックがあり、プロはそこをちゃんとデザインしながら、言葉を紡いでいるのだなと感心しました。
学生時代から最も苦手な科目が国語の私ですが、伝える力の向上のために、愚直に努力していきます。
本日はこの辺で。
↓これこれ!