レビュー

【池上彰】私たちはどう働くべきか【書籍紹介】

池上彰氏の著書「私たちはどう働くべきか」について紹介します。

よろしくお願いします。

著者 池上彰

本書の著者は池上彰氏です。

1950年生まれで出身は長野県。

慶應義塾大学を卒業後、NHKに入局。

報道局社会部で様々な事件を担当。

94年より11年間「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。

2005年にNHKを退社しフリーランスとして多方面で活躍。

また、16年4月から名城大学教授、東京工業大学特命教授。

愛知学院大学、立教大学、信州大学、関西学院大学、日本大学、順天堂大学、東京大学で講義をされています。

はしっこ
はしっこ
私の中では、TVで庶民には難しいニュースをわかりやすく解説してくれる方、政治家に忖度なくツッコむ方という印象です。

本書要約

本書を勝手に要約すると、

あらゆる変化に対応できる、自分にしかできない働き方を身につけよう

ということだと思いました。

以下に、重要ポイントを抑えていきます。

今までとの違い

少子高齢化に伴う労働力不足

何十年も前から叫ばれていますが、日本は少子高齢化が急速に進んでおり、若い労働力が日に日に減少している状況です。

そうした状況を打破するべく、政府が推進しているのが、

女性・高齢者の雇用促進とAI

です。

一つ目の女性・高齢者の雇用促進ですが、特に、雇用延長は時代とともに叫ばれており、定年後もその会社に居続ける方が増えてきています。

ベテランの方が会社に長くいてくれることで、労働力の低下を防ぎ、助かることが多くあると思います。

しかし、雇用延長すると、給料は激減したり、上司が後輩になることでお互いやりづらくなったりという懸念があります。

年を重ねるにつれて、経験値が増える反面、健康面や体力面は確実に衰えるため、現役時代同様のパフォーマンスも出しづらくなります。

二つ目にAIです。

事務作業や単純労働にAIを導入することで、労働力不足を補完することができます。

事務作業や単純労働の他に期待されているものとして、車の自動運転、ドローンでの自動配達、銀行員の融資作業や保険屋の審査役、アナウンサーが本書で挙げられています。

AI化の推進については、労働力が補完され、便利な社会になる一方で、仕事が奪われる人も増えるという懸念があります。

将来的に多くの職業がAIにとって代わると言われている現状で、自分の仕事もその可能性がないか一度危機感を持って考える必要があります。

そして、職業が奪われることのないように即行動しなければなりません。

今のうちから、AIに負けない仕事を考えることが大事です。

例えば、AIに何をさせるか考えるのは人間です。AIを動かすためのソフト開発も人間の仕事です。

また、今は自分で仕事を作ることも昔に比べて容易な時代です。

やりたいことがある会社が見つからなければ自分で起業し、仕事を作るという選択肢もあるということです。

起業が容易い反面、潰れやすいというリスクもありますが、最初は小さく行動することで潰れたときのダメージを小さくすれば、挑戦する価値は大いにあります。

終身雇用崩壊

何年も前から叫ばれていることですが、終身雇用の崩壊は着実に進んでいます。

これは大企業から進んでいるそうです。

一つの会社に生涯を捧げる覚悟を持っていたとしても、会社は決して定年まで雇用してくれる保証はしてくれません。

この事実は会社員全員が心に刻んでおかなければならないことだと思います。

こういう時代だからこそ池上氏は、会社に頼らない生き方、そして自分の“売り”を持つことが大事と述べています。

定年退職後も同じ会社にしがみつくよりは、それまでの間に副業なりで身につけた能力を活かして、全く別天地で第二の人生を送るのが精神衛生上良いのではないかとのことです。

会社のために自分があるわけではなく、自分のために会社を選んだことを忘れてはいけません。

池上彰氏の生き方

池上氏はNHKの経験を経て、現在はフリーランスとして、大学の講義、執筆、取材、TV出演と多彩に活躍されています。

政治家に対する厳しい質問が印象的ですが、それができるのは池上氏の確固たるポリシーがあることで成り立っていました。

CM出演をすると、その企業に対する意見が言いづらくなってしまう可能性があるので全て断る。

金融取引をしていると、自分の発言で株価が上下する可能性があり、そこで利益を得たりすると信用を失ってしまうので、普通預金しかしない。

政治家向けの講演会も、政治家と関係を持ってしまうと厳しい質問がしづらくなってしまうから、全てお断りしてる。等々。

上記のことを徹底しているからこそ、忖度のないツッコミができているそうです。

はしっこ
はしっこ
会社に依存することなく、したたかに仕事をされている池上氏にカッコよさを感じました。

最後に

令和時代。

テクノロジーの急速な発展とコロナ襲来で社会が激変している状況です。

今の状況に慢心することなく、変化を恐れることなく、考えて、行動していくことが重要と感じました。

一つの会社に依存することなく、個人でも価値を創出できるような存在になるべく、日々の貴重な時間を自己投資に使っていこうと思える作品でした。

変えられるのは自分の行動だけ。

今日が人生で一番若い日。

変化にうまく波乗りしていきましょう。

それでは!

エッセンシャル思考

【10分でわかる】エッセンシャル思考を要約エッセンシャル思考読んでみましょ?...

叩かれるから今まで黙っておいた「世の中の真実」

【危機感】叩かれるから今まで黙っておいた「世の中の真実」ひろゆき氏がいろいろ教えてくれました。...

読書のすすめ

読書のすすめ 情報収集に読書は欠かせません。  私は月に約7冊ペースで本を読んでいます。  主にビジネス書になります。  お金もさほどかかりま...