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モモ5 時間の国へ

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モモ読書メモ、感想5回目です。

ネタバレありです。


モモは時間の国へ

モモは亀に導かれて、謎の時間の世界に到着します。

そこではマイスター・ホラという人物に出逢います。

老人の風貌であったのが、、モモに近づくにつれて若返っていく不思議な人物。

どうやらこの国の支配者的な人のようです。

亀には未来を見通す力あり

亀には30分後の未来を見通す力があるそうです。

なのでこの国までゆっくり来たものの、灰色の男たちには捕まりませんでした。

ホラと亀。

亀はどうやらホラの使いみたいな立ち位置ですね。

モモ時間について学び、体感する

モモはホラからのなぞなぞを通して、過去現在未来について考えます。

また、ほらに連れられてきた場所では、モモの時間そのものを五感で体感するような出来事があります。

モモはこの感動をいち早く友だちに話したいと思うようになります。

ホラは時間を配分している

ホラはこの時間の国で、人々に時間を配分しているとのこと。

しかしホラには灰色の男たちに時間を盗まれないようにする術はないらしい。

なぜなら、時間はその人たち自身がどう使うか決めるものだから。

感想

モモは自分の時間について不思議な空間で体感し、何かを悟りました。

私も湖に花が咲いて、枯れて、振り子が揺らぐ映像をイメージしながら、こんなふうに自分の人生・時間が刻々と過ぎているのかなと考えました。

まだ話の途中ではありますが、この限りある時間を、他人に搾取されず、自分の意思でしっかり生きていくということが、人生を歩む上で重要なのだろうなと思いました。

自分の時間を自分で使うから行きた時間が流れる。

心に刻みました。

モモ。おすすめです。