レビュー

【書籍紹介】プロセスエコノミー【レビュー】

プロセスエコノミー

巷で話題のプロセスエコノミーについて語られる本書

現代社会において、アウトプットの質は均質化されてきている

しかし、プロセスには唯一無二のドラマがあり価値がある

こんな人におすすめ

現代社会の波を感じ取りたい

令和時代における価値について知りたい

見えていない価値に気づけるかも

本の概要

出版日 2021年7月30日 初版発行
ページ数 全186ページ
読了に必要な時間 3~4時間
こども君
こども君
どんな内容?

尾原さんによるプロセスエコノミー講座

成果を生み出すまでの過程(プロセス)に価値を見出す

自分にしかない価値を発見しよう

こども君
こども君
どんな人が書いてるの?

著者は「尾原和啓」さんです。

尾原和啓

フューチャリスト。

藤原投資顧問書生。

1970年生まれ。

京都大学大学院工学研究科応用システム科学専攻人工知能論講座修了。

マッキンゼー・アンド・カンパニーにてキャリアをスタートし、

NTTドコモのiモード事業立ち上げ支援、リクルート、

ケイ・ラボラトリー、コーポレイトディレクション、サイバード、

電子金券開発、オプト、Google、楽天の事業企画、投資、新規事業に従事。

経済産業省対外通商政策委員、産業総合研究所人工知能センターアドバイザー等を歴任。

現職は14職目。

シンガポール、バリ島をベースに人・事業を紡ぐカタリストでもある。

本書の目次は以下になります。

目次

第1章 なぜプロセスに価値が出るのか

第2章 人がプロセスに共感するメカニズム

第3章 プロセスエコノミーをいかに実装するか

第4章 プロセスエコノミーの実践方法

第5章 プロセスエコノミーの実例集

第6章 プロセスエコノミーの弊害

第7章 プロセスエコノミーは私たちをどう変えるか

印象的な内容ピックアップ

プロセスエコノミーとは

プロセスエコノミーとは作品やサービスなどのアウトプットに至るまでのプロセスに価値を見出し、お金を稼ぐというものになります。

インターネットにより情報が溢れかえる現代では、いいものが作りやすく、コピーされやすいため、アウトプットのクオリティがどれも高いという状況にあり、差別化がとても難しくなっています。

しかし、プロセスはそれぞれ異なり、コピーは不可能です。

自分が好きな作品が出来上がるまでのストーリー、ドラマに興味はありませんか?

プロセスエコノミーはこれからの時代の新しい稼ぎ方として注目されています。

プロセスの共有

プロセスを共有することで、ファンの支持率がアップグレードされます。

具体的には以下の3つのアップグレードがあるとされています。

共感→熱狂

愛着→無二

信頼→応援

最初に抱いていた共感は、強い熱狂へと変わります。

愛着があったものは、これでなくてはならない無二の存在となります。

受動的な信頼から、能動的な応援へと変化します。

自分の商品や作品が、アップグレードされたファンから支持されることはとても心強いですよね。

プロセスの共有②

ハイネケンの最高のCMがあります。

右翼と左翼、フェミニストとアンチフェミニストといった、主義主張が相反する2人に1日共同作業をしてもらいます。

主義主張が違うことは伏せられたまま、椅子を組み立ててもらい、1人では難しい作業も、指示を出したり協力することで、ついには立派なバーカウンターを作り上げます。

その後、事前に撮影されたインタビュー動画を見てもらい、互いに主義主張が違うことを知らされます。

2人にはすぐに部屋を出るか、とりあえずビールを飲むかを尋ねたところ、ビールを選びました。

「今日一日楽しかったよ」

「お互い意見は違うけど、こうやってビールを飲むのはいいよな」

ペアワークを通して、2人の間には素晴らしい信頼関係が生まれたのです。

このように人間というのは本能的に、他人とプロセスを共有することに幸福を感じ、主義主張を超え、つながることのできる生き物なので、プロセスエコノミーは人間本来のメカニズムと非常に相性がいい仕組みなのです。

個人的感想とまとめ

プロセスに価値があることに着目した本書。

言われてみれば、ASAYANやNiji projectはプロセスありきでアウトプットしていることに気づきました。

むかーし見ていたガチンコファイトクラブもプロセスエコノミーなのではないかと思いました。

好きなアーティストのメイキングを見るのが好きなのもプロセスエコノミーですね。

アウトプットに至るまでのプロセスに価値があることを言語化したことに、本書の価値が凝縮されているのではないかと思います。

これまでもプロセスに価値を見出してはいたけど、それを言語化したものはなかったはずです。

また、どうにか自分にも転用できないかと考えました。

私のような平凡な人生でも何かに取り組む姿を発信することで、価値が生まれるのでしょうか。

資格取得奮闘記とか?

資産運用記録簿とか?

とりあえず、まったり発信は継続していきたいと思います。

プロセスエコノミー

オススメです。

以上!

まとめ

アウトプットの均質化が進み、差別化が難しくなっているのが現状

しかし、プロセスには唯一無二のドラマがあり、価値がある

自分にも発信できるプロセスがあるはず、発信しよう

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