つみたてNISAを開始して約2年半経過しました。
ざっくり勉強してから始めましたが、基本的に長期投資のため、短期的な利益はあまり期待していませんでした。
つみたてNISAを利用しながら投資信託を買い付け始めて2年半ほど経過しましたので、その運用実績を記録したいと思います。
資産運用に興味を持っていて、これから始めようと思っている方がいましたら、参考にしていただきたいと思います。
つみたて遍歴
開始当初は、ひふみプラスと三井住友TAM世界経済インデックファンドを購入していました。投資金額は月々33333円で、年間に投資できる上限いっぱいです。
ひふみプラスを選択した理由は、世間的にも人気を博しており、アクティブファンドではありますが、当時はしっかり基準価額を上げていたことによります。
三井住友TAM世界経済インデックファンドはよくわかっていませんでしたが、ひふみプラスは日本株の構成のため、海外も少しトッピングしようというくらいの思いでした。
比率は
ひふみプラス30000円、三井住友TAM世界経済インデックファンド3333円
でした。
その後、YouTubeや書籍で資産運用知識を少しづつ増やしていく中で、インデックスファンドの中でもS&P500の指数に連動したファンドが好ましいと判断し、当初の買い付けファンドを少し変更しました。好ましいと判断した理由は、成長性と手数料の低さです。
そして、eMaxis Slim S&P500を23333円、ひふみプラスを10000円の積み立て、三井住友TAM世界経済インデックファンドはつみたて停止としました。
ひふみプラスは同郷藤野氏のファンであるため、アクティブファンドゆえの手数料の高さもありますが購入を継続することとしています。
つみたて結果
私は2018年3月からつみたてNISAを開始しましたが、それから2年6ヶ月経ちました。
常に上限の年間40万円を積み立ててきましたが、そのトータールリターンは以下になります。
※当初、実験的に特定口座で投資信託を3種類2000円ずつ購入し、売却しました。
-552円の損失だそうです。^ ^
2020年8月22日時点では、トータルリターンはプラスになっています。
約100万円をつみたてて、その評価額は約111.5万円となっており、含み益が11万5千円となります。
すばらしいです!
年別サマリーを見ますと、含み損の時期もあることがわかります。特に、コロナショックと呼ばれる時期に突入した頃はマイナス10%以上基準価額が下落した記憶があります。ついに暴落相場が来たかという感じでした。
ただ、その後も戻りも思っていたよりは早く、今では含み益がでています。
S&P500については+13%と非常に好成績です。
また、ひふみプラスが+10%越えです。
ひふみプラスは2019年ごろから、人気が低迷し始め、基準価額もなかなか奮っていませんでした。含み損に耐えかねて、解約するといった人たちが出始めていると、ネットニュースで見ていました。
個人的にも少し不安なところもありましたが、ひふみプラスつみたて1万円は自分の中では少額で、逆にS&P5001本も心許ないと思っていました。藤野氏の著書やネット記事を読んでいたので、投資し続ける価値はあると信じていました。
2020年のコロナショックが少し落ち着いてから、ひふみプラスがグイグイ上げてきました。持っていてよかったと思いました。
今後の予定
今後も当面は現在の比率でコツコツ積み立てを継続していく予定です。
このまま、20年間積み立てを継続すると、年間40万円×20年=800万円がいくらになる想定か、楽天様のサイトでシミュレーションしてみました。年利は4%の想定です。
最終つみたて金額は
12,225,699円
です。
すごいですね。
800万円の原資が約1200万円と+400万円です。
夢がありまくりです。
老後に2000万円を確保した状態にはなりたいので、これだけでは不足ですが、不足分はNISA枠外での資産運用や副業等で補填していきたいと思います。
感想
つみたてNISAで投資信託を毎月買い付けすることで、自身の資産形成を着実に進めることができると思いました。もちろん、相場の状況により、資産評価額は上下に変動しますが、そのことに一喜一憂することはナンセンスです。目的は長期的な資産形成です。S&P500 に関しては、過去を振り返ると着実に右肩上がりの指数であるため、ある程度期待してもいいファンドであることは間違い無いと思います。
短期的に爆益を出したい場合は向きませんが、私のような一般庶民には、精神的にも合っていると思いました。
一度、つみたて設定をすれば後は基本的に放置のため、普段なかなか時間を取れない人でも問題ありません。
ただ銀行に預けているだけでは、お金は増えません。
まだやっていない人にはぜひやっていただきたいと思います。
人生100年時代。
お金は大事です。
将来困らないように、今から準備していきましょう。
以上