レビュー

【読んで欲しい1冊】夢をかなえるゾウ1

 約12,3年ぶりに夢をかなえるゾウ1を再読しました。

 きっかけは最近出版された夢をかなえるゾウ4を読んだことです。

 毎度の如く、神ガネーシャと悩み多き人間の奮闘劇に心躍り、学ぶことも多く、また1から読み直したいと思いました。1を読んだのは大学1年生の時だったと思います。できることは即実践(靴磨き、トイレ掃除くらい)していたと思います。

 登場人物の掛け合いが楽しかったり、最後は感動したり、当時ほとんど本を読まない人間でしたが、この夢をかなえるゾウはとてもいい本だったという思い出がありました。その後、2,3と発売されるたびに購入し、毎回満足のいく内容で、充実した時間を過ごせました。

 いざ読み返してみると、31歳だから気づく部分も多く、心に刻みたいことがたくさんありましたので、備忘のために記録します。ネタバレを含みます。

オススメポイント1 すぐに実践できる課題

 インドの神様で2足歩行のガネーシャ様から、毎度、ありがたい課題が課せられます。

 wikipediaにもまとめられていましたので、以下にも記録します。

靴を磨く

コンビニで募金する

食事は腹八分目にする

人の欲しがるものを先取りする

会った人を笑わせる

トイレ掃除する

まっすぐ帰宅する

その日頑張った自分を褒める

1日何かをやめてみる

決めたことを続けるための環境を作る

毎朝、全身鏡を見て身なりを整える

夢を楽しく想像する

運がいいと口に出して言う

タダでもらう

明日の準備をする

身近にいる大切な人を喜ばせる

人の良いところを褒める

人の長所を盗む

求人情報誌を見る

お参りに行く

人気店に入り、人気の秘密を観察する

プレゼントをして喜ばせる

やらずに後悔していることを今日から始める

サービスとして夢を語る

人の成功をサポートする

応募する

毎日感謝する

 多いですが、すぐに実践できるものも多く、それぞれにやってみてわかるご利益があります。その内容についても描かれているので、実践してみようという気持ちになりやすいです。

 私はこの中で、「運がいいと口に出して言う」「1日何かをやめてみる」を今日から意識的に取り入れていこうと思いました。

 「運がいいと口に出して言う」は、残念なことや、理不尽な出来事が日常的に起こる中でも、運がいいと思うことで、どんな出来事もポジティブに好転させる考えに変わりやすくなります。例えばエレベーターが故障していたとして、階段を昇ることになったとしても、足腰の筋トレができて運がいいです。ブラック職場に配属になったことで、自分の市場価値を高めて、会社への依存度を最小化するべく行動できている自分、運がいいです。ぬるま湯職場だったら、その気持ちの良いぬるま湯に浸り続けてボーッとしたまま歳を重ねていた気がします。

 「1日何かやめてみる」は、当たり前のように過ごしている日々の生活の中で、何か止めることで時間が生まれます。その新しくできた可処分時間をどう使うか、新しい試みに挑戦できたとしたら、変わりたいと思っている自分にとっては願ったり叶ったりです。とりあえず、気がついたらやってしまうYouTubeやTwitterサーフィンを辞めたいと思います。自己投資的に検索したりすることもありますが、本当にどうでもいい時間とて消費している時も多々あるので、生活にメリハリをつけるべく、こちらも意識的に取り組みたいと思います。iPhoneの設定もSNSを1日に触る時間を2時間に設定しました。

オススメポイント2 ガネーシャの魅力

 この本の魅力はなんと言ってもガネーシャのキャラだと思います。

 普段は本当に神様か?と思うような生活態度です。喫煙や間食が大好きで、体型もメタボリックシンドローム体型です。パチンコやゲームに散財して、主人公の貯金をどんどん削ることもします。当の本人は反面教師として、こうなって欲しくないからやむなくやっているとのことです。本当か?笑と、主人公含め、全読者が思ったことと思います。おもしろいです。

 また、主人公との掛け合いがまるで漫才のようで、読み進めながら笑ってしまうことが多々あります。ガネーシャが進んで笑いを取ろうとすると滑ります。落ち込みます。自信過剰ですが、落ち込みやすいです。あんみつが好きです。

 堕落しながらも憎めないガネーシャですが、いいことはたくさん言います。

 特に終盤にかけて、なるほど、確かに、と思うことをいくつも気づかせてくれます。

 ガネーシャ様に感謝です。

オススメポイント3 学ぶことが多い

 特に心に残ったことをピックアップします。

 “やらずに後悔していることを今日から始める”の内容です。

 やりたいと興味を持ったことも、時間がないから、お金がないから、失敗しそうだからとやらない理由を探してやらないことは、結構あります。今やっている仕事もそうです。仕事をしている時間を振り返って、やりたくない、逃げ出したい、辛い、と思いながら取り組んでいる時間がかなりの割合で占めていると思います。子供の頃のように、興味を持ったことに無心になってやっていることがやりたいことだそうです。振り返ると、庭でのどろんこ遊びを夜暗くなるまでやっていました。ホースを地面に突っ込んで、穴を掘りまくって、もぐらを探していました。テレビゲームも熱中していました。ポケモン、マリオRPG、ヨッシーアイランド、遅寝早起きで熱中していました。地味に迷路にもハマっていました。自分で画用紙いっぱいに迷路を自作して、誰もクリアできないような迷路を考えていました。結局、最後まで迷路をやってくれる人はおらず、作って満足していましたが。

 「やりたいこと」昔から何度もこの問いと向き合ってきましたが、いろんな理由をつけて、選択肢を狭め、今まで生きてきたかもしれません。年収や福利厚生や環境や人間関係など一度全て取っ払って、「やりたいこと」について自問自答しようと思いました。とかく、考えすぎて答えが見つからず、消耗して、別のことに取り掛かる癖があるので、玉砕覚悟で思考量を少し減らし、行動量を増やすようにしていこうと思います。自分に合っていないようだったら、改善しますが、実験です。人生は壮大な暇つぶしと言っている人もいます。自分だけでも自分の可能性を信じて、試行錯誤していきたいと思います。

まとめ

夢をかなえるゾウは私に様々な気づきを与えてくれました。胡散臭い神様のガネーシャのお告げは、間違いなく説得力があります。読んでない人は読む価値ありありです。もしかしたら、世界の偉人を育てたのは本当にガネーシャなのかもしれません。

 将来の自分を形成するのは今の自分です。今の自分の生き方次第です。

 後悔しないようように生き抜きたいと思います。

以上