退職を経験して学んだこと、気づいたこと等を記録していきます。
学んだことは、
です。
以下、しんどかったことになります。
しんど1 転職活動
まず転職活動。
会社を辞めてから次の働き口を探す選択肢もありますが、私は少しリスキーに感じたため、仕事を続けながら転職活動を続けました。
自分の仕事を調整しながら、転職エージェントや企業と日程調整をしなければなりません。
必要書類の作成、自己分析、企業分析、面接等での移動。
加えて、私は電験三種という資格の勉強も同時並行して行っていました。
転職活動時は、仕事をしながら進めることになるので、とにかく自己管理、調整関係が大変です。
自分の転職の軸を定めておかないと、企業の選択肢が増えるたびに、決断が遅れがちになり、時間も残酷に経過します。
優柔不断な私は、多様な選択肢がありながらも慎重になりすぎて、割と時間をかけていたように思います。
しんど2 退職手続き
次に退職手続きです。
まず直属の上司への報告が、とても神経をすり減らしました。
私は、2ヶ月以上言えませんでした。
勤続年数的にも役職的にも中堅的立場であったため、また、上司は常に忙しい方なので、非常に言いづらかったです。
なんとか勇気を振り絞って報告しても、なかなか受け入れてもらえませんでした。
何度も何時間も話し合いを重ね、割と円満退職となりましたが、この辺のやりとりも、いた期間が長いほどしんどいと思いました。
しんど3 仕事の片付け、住まいの片付け
3つ目は仕事の片付けと、住まいの片付けです。
今までやってきた仕事をきれいに終わらせ、引継ぎ事項のまとめが必要になってきます。
遺恨が残らないように丁寧に遂行しなければなりません。
後に残る人たちに迷惑がかからないように、思いつく限りやり尽くしました。
休日等には部屋の片付けも進めなければなりません。
ゴミの処分、引越し手続き、やることはてんこ盛りです。
しんど4 挨拶回り
あとは、お世話になった人たちへの挨拶です。
直接会ったり、電話をかけたり、メールをしたり、久々にアポイントを取る人には少し躊躇したり、引き止められたり、大変です。
挨拶回りも勇気とパワーが結構必要な作業でしたが、ほとんどの人が優しく、温かく、エールやプレゼントをくれて、挨拶してよかったと思いました。
一時期まで、静かにいなくなろうかなとも思っていましたが、思い切って行動してよかったです。
お世話になってきた人たちの多さを再認識し、こんなにたくさんの人たちに支えられていたんだなと、感謝の念がこみ上げてきました。
本当に仕事における人の出会いには恵まれていました。
挨拶回りはしんどさもありましたが、それを上回るあったかいリターンがあった気がします。
最後だからかもしれませんが、いろんな人と深い話もできました。
それぞれに多様な人生観があり、濃いエッセンスを一気に注入された感覚でした。
これはこれで貴重な体験で、今後生きる上で、確実に自分の糧になる気がします。
最後に
ということで、始めるより辞める方がしんどいというテーマで呟きました。
出会いと別れはセットです。
学校を卒業したら、友人や恩師ともお別れです。
アルバイトや仕事も退職や異動で別れが付き物です。
恋人関係にも何かがきっかけで別れがきたりします。
両親や兄弟ともいつか別れの日がきます。
自分自身との別れもいずれあります。
手続き的なしんどさもありますが、心のつながりが強いほど、お別れはしんどいですね。
でも、別れがあるから次の出会いがあります。
月並みですけど。
次の新しい出会いに胸を躍らせ、私は生きていきます。
今日もいい天気。
現場からは以上です。
最終出社日に書き殴りました。
理想型です。