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会社辞めてみた4 -それぞれの人生観-

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会社を辞める際に、最後にお世話になった方々と少しお話をしました。

普段は聞けない話を最後に聞けた気がしたので、印象的だった内容を書き留めます。

所帯を持つと辞める選択肢がない

歳も近い1つ上の先輩とお話しさせていただきました。

先輩は、所帯をお持ちで、子供も最近二人目ができたという状況です。

家も購入し、これからさらに稼がなければいけないアラサーです。

職場環境については、昔に比べて改善された部分もありますが、客観的にみても黒い職場です。

業務量に対して、慢性的な人手不足

加速度的に増えるルールによる、生産性の低下

長時間労働、サービス残業

今は無くなりましたが、よく罵声や怒号が飛び交っている時期もありました。

先輩含めて、この職場からは離れたいという人が大半の職場です。

それでも続けるのは、家族を守るという部分が大きいようで、会社を辞めるという選択肢はないようです。

別の家庭を持たれている先輩は、

もし今、独身だったら確実に辞めている

と言っていました。

収入については、残業代や出張手当の占める割合が多いところもありますが、同年代の収入に比べて若干多い会社だと思います。

しかし、睡眠時間を毎日削られ、ストレスも過剰に受ける環境でお金をたくさん稼いでも、健康を害して、人生の大事な時間を辛いという感情で埋め尽くす環境は、私には耐えられませんでした。

私がもし既に所帯を持っていたとしても、辛い状況であることは家族に相談して、辞めるという選択を持つようにしていると思います。

辛いことも我慢せずに相談できる関係性を大事にしたいです。

辞めるとこの職場の良さに気付く

定年まであと数年というベテランの先輩とお話しさていただきました。

昔は話づらかった方でしたが、今では冗談も言い合える関係性となり、いくつかの修羅場も一緒に乗り越えた、頼りになる先輩の一人です。

いろいろお話しさせていただいた中で

「辞めてみると、この職場はいいところだったということに気付く」

と言われました。

世間を見渡すと、毎日コロナと闘う医療従事者の方がたくさんいたり、営業自粛で経営不振となり職を失う人もいるサービス業も数多くあります。

そんな中で、この仕事は世界的に社会インフラを支えるジャンルのため、コロナの影響は少なく、これからも必要とされるとのこと。

お金もそれなりにもらえるとのことでした。

その方はずっと同じ職場で勤められている方です。

なので、実際に一度会社を変えたわけではありません。

私は本当にそう思うのか、実際に会社を辞めてみて自分がどう感じるかにも興味があります。

後悔するようなことになったら、それはそれで収穫です。

別の道をまた選択するだけです。

親を大切にする生き方

庶務の女性にも最後挨拶しました。

彼女は40後半で独身を貫いていますが、父親が子ども時代に亡くなり、自分が母親を守ると決めたことが理由と言っていました。

他人になんと言われようと、そうすると決めた彼女の強い意志を感じました。

私は転職することで、両親との距離が近くなります。

何かあった時に助けられる、両親との会話の時間を増やすことができるようになります。

庶務の方は、大変な母親の介護に全力を尽くしましたが、それでも母親が亡くなった時には後悔が残ると言っていました。

人は必ず夢の途中で死ぬとも言います。

それを踏まえて、自分がやると決めたことに全力を出し、今この瞬間をしっかり生きることが大切なのだと思います。

普段はあまり話すことのない、庶務の方の熱い思いに心を動かされました。

転職後も一所懸命生きます。

最後に

最後の挨拶回りを通して、いろんな方の考えや思いに触れました。

それぞれの形の人生観があり、今後の糧にしたいと思いました。

現状、退職しただけの段階なので、次の職場に行くことで、自分がどう感じ、どう成長できるかについて非常に期待している状況です。

1日1日を精一杯生きて、自分の可能性を試してみたいと思います。

現場からは以上です。

 

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生き方について考えさせられます。