レビュー

【レビュー】 ポスト・コロナ時代 どこに住み、どう働くか

最近読んだ本は「ポスト・コロナ時代 どこに住み、どう働くか」です。

本書を選んだ理由

田舎に移住することにした自分を肯定したかったのかもしれません。

コロナ時代になり、生活環境が大きく変わる中で、転職をし、田舎移住することに決めた自分は大丈夫だよね?と、この本を読んで、安心したかったのかも。

田舎の方が密とは無縁の環境で、コスパも良く、インターネットが発達したこの時代、VUCAの時代、働く場所を選ばずに生きていこう的な内容なのかなと勝手に想像して、手に取りました。

著者 長田英知

著者は長田英知氏。

Airbnb Japan株式会社 執行役員。

1974年生まれ。

東京大学法学部卒業後、日本生命を経て、埼玉県本庄市の市議会議員に全国最年少当選(当時)。

その後、IBMビジネスコンサルティングサービス株式会社、PwCアドバイザリー合同会社で戦略コンサルタントとして、スマートシティやIoT分野における政府・民間企業の戦力立案に携わる。

現在は、Airbnb Japan株式会社 執行役員のほか、グッドデザイン賞審査委員、京都芸術大学クロスデザイン学科の客員教授を務める。

目次紹介

本書の目次を紹介します。

第1章 新型コロナ前の社会トレンドと住宅事情

第2章 新型コロナがもたらした社会の変化

第3章 ポスト・コロナ社会の特徴

第4章 働き方・学び方はどう変わるのか

第5章 遊び方はどう変わるのか

第6章 住み方・暮らし方を考える

第7章 新しい「住まい」をデザインする

要約

本書は新型コロナによりもたらされる「ありうる未来」「とりうる選択肢」「生き方戦略」について、紹介されています。

ポスト・コロナ社会の特徴

世間の人が身をもって実感されているでしょうが、新型コロナにより、リアルからオンラインに様々なものが移行しました。

学校や職場のあり方が強制的に変わり、在宅を強いられることで、住宅の重要性が高まることになりました。

また、在宅期間が増すことで、同居していない家族との連絡が増えたり、近所のコミュニティに関わることが多くなったり、家族との時間が増える一方、相手の見えない部分が見えてきてコロナ離婚につながるといった現象も起きています。

外出自粛により行動が制限される中で、自宅でできることに趣味が変わってきているという変化もあります。

DIY、家庭菜園、料理などがそれにあたります。

ポスト・コロナにより、私たちの生活様式は一変し、コロナが収束してもこれらの変化は残っていくかもしれません。

働き方・学び方の変化

働き方がオンライン、在宅化することで変わることは、勤務時間よりもアウトプットが重視されるように変わるということです。

職場に出勤している時は、いつも遅くまでいて頑張っているところを評価されている人もいたと思います。

しかし、在宅勤務になると、出勤時間は重視されず、とにかくアウトプットがちゃんとしているか、そこに価値を見出され、評価されるようになります。

時間をかけようが、短時間で終わらせようが、成果がしっかりしていれば良いのです。

また在宅に変わることで、移動時間の削減、密回避、育児や介護と両立できるというメリットがある反面、仕事に適した部屋や家具が確保できず、職場に比べて仕事がしづらいといった問題もあります。

遊び方の変化

ワーケーションというワークとバケーションを組み合わせた生活様式が普及するとのことです。

働く場所が限定されなければ、バケーションでどこかに旅行に行き、そこで仕事もできるというスタイルです。

また、前述しましたが、趣味についても趣向が変わってきており、DIYや家庭菜園、料理など、自宅でできる趣味が普及しつつあります。

これは、高級品を購入することに価値を見出していた時代から、ものを作るまでのプロセスに価値を見出すようになっていくということです。

住まいの変化

住まいについては、これまで職場の近さ基準で選んでいた住宅が、在宅勤務を考慮した住環境の快適さを重要視していくようになるとのことです。

仕事ができるスペースを考慮したり、机や椅子にこだわったり、ネット環境を整えたり、在宅勤務がしやすい環境づくりが注目されていくでしょう。

そうなると都会の高く狭い物件に住む必要はなくなり、地方の安くて広い物件に移住した方が良いという考えに変わっていくことが予想されます。

感想

都会の方がテクノロジーも発達していて、利便性の高さは地方に比べると群を抜いていると思います。

しかし、働く場所に制限がなくなり、コロナ感染予防の観点からも、人が密集した場所を避けることができるという点においては、生活コストも安い地方に移住した方が、安心して暮らしていけるのかなと思いました。

仕事以外でも、情報収集や買い物もインターネットが普及したこの時代では、地方にいても特段不便を感じることはありません。

実際、田舎に戻ってみて、生活スペースが単純に拡大されたことで、DIY、家庭菜園、料理がしやすい環境になりました。

実際、引越しに伴い、いろんな家具を作りましたが、部屋が広いだけで、作業がとても捗りました。

自然あふれる環境のため、心なしか以前よりリラックスもできます。

私的には地方移住は正解だったかなと改めて思いますし、今後の社会の変化を見ても、仕事もプライベートも充実させられる環境なのではないかと思いました。

著者の他の書籍

長田氏の他の著書を紹介します。

 

たいていのことは100日あれば、うまくいく。

 

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