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【書籍紹介】共働きのすごい対話術 【レビュー】

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共働きのすごい対話術


新米夫婦のため、今後も円滑に夫婦生活が送れるようにと本書を手に取りました。
今のところ大きな軋轢もなく、楽しく過ごせていますが、時が経つにつれて事情も変わってくると思います。
ここで一つ、プロのご意見をインプットしておこうと思った次第であります。

こんな人におすすめ

これから新婚生活

新婚生活中

夫婦生活見直したい

本の概要

出版日 2022年8月1日 初版発行
ページ数 全304ページ
読了に必要な時間 4~5時間
こども君
こども君
どんな内容?

夫婦生活を円満に送るための指南書です。

こども君
こども君
どんな人が書いてるの?

著者は「あつたゆか」さん

株式会社すきだよ代表取締役。
「誰もが大切な人とずっと幸せでいられる社会をつくる」をビジョンに、家族・パートナーシップに関する社会課題を解決し、ふたりらしい生き方を支援する。8万人以上の夫婦・カップルが利用する対話ツール「ふたり会議」や、パートナーシップを学ぶコミュニティ型スクール「ふたりの教室」を運営するなどの活動を行なっている。企業や自治体向けに、共働きでのキャリア形成・夫婦間のコミュニケーション講座・ライフプラン研修も提供している。TBS・フジテレビ・ABEMAほか、日経ウーマン・日経新聞など多数のメディアで紹介され、注目されている。

https://sukidayo.co.jp

Twitter:@yuka_atsuta

目次

第1章 仕事と家庭を両立させる「対話のカタチ」
第2章 共働きのふたりに必要な「伝えるスキル」
第3章 対話できる関係性をつくる「マインド」
第4章 家庭の対話の前に「自分との対話」を
第5章 共働きの悩みを「対話」で解決しよう

印象的な内容ピックアップ

対話とはお互いの価値観の共有

要求を押し付けたり、対話を強要したりはしない。
対話とは、お互いの価値観を共有すること。

一方的に、自分の要求をぶつけたり、強制的に対話に持ち込んではいけません。
そんなことをしても、何も進展、発展しません。

対話=お互いの価値観の共有です。
それぞれにオリジナルの価値観を持っていて、その時々によって、事情も異なります。

その対話は価値観の共有につながっているか、独りよがりになっていないか、今一度落ち着いて振り返ってみましょう。

モヤモヤを蓄積しない

パートナーにモヤモヤを伝えることは悪いことではない。
不満が蓄積しないよう、気になったことは伝えていこう。

対話から逃げてはいけません。
少しでも気になること、我慢していることがあればパートナーに伝えましょう。
その方が、状況が改善される可能性があります。

モヤモヤを伝える「質問責任
それに回答する「説明責任
この二つを共通の文化にすることで、より良い家庭環境作りに繋がります。

面倒と思われるかもしれませんが、地道に対話を続けていくことで、問題が小さなうちから解消していくことができます。

戦略的ご自愛

余裕がない時は対話もうまくいかない。
無理をせず、HPがゼロになる前に回復しよう。

小さいことから地道に対話を続けることが肝要なのですが、心に余裕がないと相手を気遣うことができません。

積極的に休息を取ることが大切であり、それは家族のためにもなります。

戦略的ご自愛を意識して、心に余裕がある状態をキープするよう心がけましょう。

人それぞれの回復方法があると思います。
マッサージ、温泉、サウナ、美味しいものを食べる、ヨガなど。
無理せず、自分の状態を日頃から確認しましょう。

また、HPがゼロになる前に、相手に事前申告することも大切です。
少し疲れていることや、余裕がないことを相手に理解してもらい、対話の時間はお互いの状態が良い時に設定するようにしましょう。

無責思考

責任の所在を追求しても、問題解決にはならない。
「誰も悪くない」の視点で、問題を解決できる方法を探そう。

問題の責任を相手に押し付けても何も解決には至りません。

人を責めるより、仕組みでどう解決するかを意識しましょう。

個人的感想とまとめ

新婚の自分にとって、とてもためになる内容でした。

違った人生を送ってきた2人が共同生活を行うことは、いろんな価値観や考えの違いが見えてきて、時には衝突することがあるかもしれません。

私は今のところ大きな衝突というのはありませんが、小さなものは時々あります。

その際には相手と向き合い、お互い納得いくまで話をするようにしています。

問題から目を背けてしまうと、そのモヤモヤが心のどこかに蓄積し、いつか爆発してしまうような気がするからです。

歳を重ねるにつれて、子供ができたり、親の体調が悪くなったり、仕事の継続が難しくなったり、いろんな壁が立ちはだかると思います。
そんな時も、2人の対話から逃げず、お互いより良い道に進んでいけるよう努力したいと思える内容でした。

定期的に読み返して、共働き夫婦生活の潤滑剤として本書を有効活用していこうと思います。

まとめ

日々の対話を疎かにしない

小さなことから対話を進める

対話を通して2人の理想を叶える


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