ブログは過去の自分を救う記事を書こう!と、クロネさんの記事に書いてありました。
そこでまず最初に思った内容が、最近、一気見したドラマ「逃げ恥」です。
もちろん存在は知っていましたが、観たことはありませんでした。
昔から、流行っているものに少し出遅れてしまうと、あえて手を出さないという、変な性質があります。エヴァンゲリオンしかり、東海オンエアしかり、キングダムしかり、半沢直樹しかり。気にはなっているけど、すぐに手を出して追いつこうとはしない性分です。
しかし、2020年8月からAmazonプライムで配信されたことをきっかけに、試しに観る事にしました。
早く観ておけば良かった!
と思いました。
以下に、過去の自分にその魅力を伝える感じで記します。
魅力1:オマージュ盛り沢山のユーモアセンス
導入が確か、プロフェッショナル仕事の流儀完コピで、派遣社員のみくりちゃんがインタビューを受けます。いきなり心を掴まれました。みくりちゃんは、何か考え事をするときなどに、様々なTV番組に出演した妄想をします。サザエさん、街角インタビュー、報道ニュース、ベスト10、大河ドラマ、なんでも鑑定団などなど。。チアガールなんかもありました。ユーモアたっぷりの演出で、ずっと飽きずに、だれずに見入っちゃいます。
魅力2:隠キャ津崎さんに共感
星野源演じる津崎さんは、IT会社に勤める35歳。今まで女性経験がなく、プロの独身を貫こうとする男性です。家事代行を頼むが、神経質なため、毎回、家事代行さんを替えていたが、みくりちゃんの仕事ぶりに感心し、継続的にみくりちゃんに家事をお願いする事になります。そこから、契約結婚という形を取る事になり、共同生活がスタートします。
女性経験がない男性の生態が随所に見られ、共感する部分がたくさんありました。
1.みくりちゃんが一度津崎さんのベッドを借りて寝る事になりますが、その後、津崎さんがそのベッドで寝ようとすると、みくりちゃんが寝ていたことを想像してしまい、なかなか寝付くことができなくなります。→匂いとかで敏感になるところに共感
2.津崎さんの同僚イケメンに契約結婚がバレてしまい、みくりちゃんもシェアしたいと持ちかけられ、承諾します。自分に自信がない津崎さんは、イケメンが良ければいつでもイケメンのところに行っていいと、伝えてしまいます。→自信がなくて不安な気持ちに共感
3.1泊温泉旅行に行く事になります。温泉付きの部屋に案内され、みくりちゃんに「一緒に入りますか?」と言われきょどる津崎さん。夜ダブルベッドに2人横になるが、何もしない津崎さん。→傷つきたくない気持ちに共感
他にもいろいろあったと思いますが、モテない、自分に自信がない男の気持ち、とてもとてもわかります。また、そんな男の対応一つ一つに、女性を困惑させたり、悩ませたり、苦しめたりしている気持ちも見ていて分かります。共感ポイント、勉強ポイント、盛り沢山です。というかそんな彼でも、みくりちゃんに思われてるところが非常に羨ましいです。
魅力3:相手を思いやる気持ち(愛)に感動
基本的に津崎さんもみくりちゃんもとても優しいです。相手を思いやる心が素敵です。
1人の時も、相手の背景や気持ちを考えながら行動します。そして徐々に、2人の関係が近づきます。温泉旅行後の2人のメールのやり取りがたしか泣きました。もやもやを抱えながらも、相手に自分の気持ちを言葉を選びながら伝えている感じが、たまりませんでした。付き合いたての男女の純粋な感情や駆け引きが、これまた共感しました。みくりちゃんの優しさ、津崎さんの優しさ、どちらも感じ取れる良作です。
魅力4:恋ダンスに上がる
ドラマを見てなくても恋ダンスは知ってる人は多いと思います。つい振り付け覚えて、踊りたくなっちゃいますね。昔、3年A組の朝礼体操も覚えました。エンディングで出演者が楽しそうに踊っているのがテンション上がりますね。各話でもちろんストーリーの終わりが違い、いい雰囲気の時もあれば、よくない雰囲気で終わる時もあり、でも、この恋ダンスで最終的にはハッピーエンドになるんだろうなと確信させてくれます。
そして津崎さんこと星野源が歌ってるんです。ギャップですね。かっこ良いです。
曲だけは当時、どこに行っても流れていたこともあり、無意識に覚えて、カラオケでもよく歌っていました。曲も拒絶しなかった自分偉いです。当時、リアルタイムで観ていたら、自分も一層盛り上がっていたものと思います。でも、Amazonプライムで視聴できて良かったです。Amazonプライム様ありがとうございます。
魅力5:みくりちゃん(ガッキー)天使
最後に、みくりちゃんが可愛すぎます。容姿もさることながら、声も仕草も言葉遣いも、妄想シーンも、健気なところも髪型も笑顔もハグの仕方も可愛いです。ずーっと見ていたい可愛さです。神格化しそうです。星野源が羨ましすぎます。まさかの同学年です。信じられません。同じ教室にあれほどの女性がいましたでしょうか。いいえ、富山の田舎町にはいませんでした。僕も「やっ」ってハグされたいです。毎週火曜日の至福の時間を僕にもください。
ということで、過去の自分へ。
過去の自分は過去の自分で、もがき苦しみながら、人生を歩んでいたと思います。
辛いこともたくさんありましたね。
辛い時は、「逃げ恥」を観ましょう。
Amazonプライムで配信されていなくても、TSUTAYAで借りたりして観ましょう。
キュンキュンできます。癒されます。感動で号泣できます。“逃げるは恥だが役に立つ”という格言に出会うこともできます。楽しい気分になれます。
ぜひ。ぜひ。観て損はさせません。
では。