人を動かす
ビジネス書の王道「人を動かす」。
人が生きていく上で身につけておくべき「人間関係の原則」を実例豊かに説き起こした不朽の名著。
人間関係で悩んでいる
たとえば職場の上司とうまくいかない
たとえば顧客とうまくいかない
など
本の概要
出版日 | 1937年10月30日 初版発行 文庫版は2016年1月20日 初版発行 |
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ページ数_文庫版 | 全320ページ |
読了に必要な時間 | 17~18時間 |
人付き合いにおける重要事項を具体例を踏まえて説明されている
人を動かす原則について力説されている
すぐに実践できる内容がピックアップされている
著者はデール・カーネギーさんです。
1888年、米国ミズーリ州の農家に生まれる
大学卒業後、雑誌記者、俳優、セールスパーソンなど雑多な職業を経て、
弁論術や成人教育の講師となり、人間関係の先覚者として名をなす。
本書の目次は以下になります。
目次
・PART1 人を動かす三原則
・PART2 人に好かれる六原則
・PART3 人を説得する十二原則
・PART4 人を変える九原則
印象に残った部分ピックアップ
人を動かすには、自ら動きたくなる気持ちを起こさせるしかない
とのことです。
そのために相手の欲しがるものを与えることが大事であり、相手のなかなか満たされない欲を知る必要があります。
人の欲には8種類あります。
1.健康と長寿
2.食物
3.睡眠
4.金銭および金銭によって買えるもの
5.来世の命
6.性欲の満足
7.子孫の繁栄
8.自己の重要感
この中で自力で手に入れにくいのが自己の重要感です。
それは、偉くなりたいという願望であったり、重要人物たらんとする欲求です。
相手に率直で誠実な評価を与えるように心がけることが肝要です。
個人的感想とまとめ
個人的感想は、私の読書筋肉が弱いからかもしれませんが、読みやすくはありませんでした笑
というのも、原則自体はシンプルなものなのですが、そのシンプル原則にまつわるエピソードを10個くらい間髪入れず詰め込まれています。
私は話の内容を理解するのに苦労してしまいました。。
ともかく著書のタイトル「人を動かす」ために、重要感を持たせることが大事ということがわかりました。
人によって重要なことは千差万別です。
人は何に渇いているのか。
相手のニーズを汲み取り、与えることが、人を動かすときに大切ということと理解しました。
3原則ありましたが、私にはこれが一番刺さりました。
あらためて内容を簡潔にまとめると、
人を動かすためには、相手に重要感を持たせることが大事
数々のエピソードを踏まえて原則の重要性を解説
ボリュームあり、読むごたえあり
です。
ぜひ!じっくり読んでみてください!

