最近読んだ本「心を壊さない生き方」
どんな本なのでしょうか。
概要
テストステロン氏の著書です。
もう何冊目でしょうか。
彼の著書は3、4冊読んでいます。
筋トレを愛し、筋トレに愛されている男です。
今回は心を壊さない生き方というテーマで、精神科医の方との対談形式で内容が進んでいきます。
朝食大事
朝食を摂っている人の方が、栄養状態が良く、運動・活動量が多く、勉強時間も多く、鬱症状も少ないそうです。
これを聞くと、朝食は意識的に食べたくなりますね。
朝食は、幼少期から母親が用意してくれる家庭でしたので、一人暮らしをしている現在でも、必ず食べるようにしています。バナナとナッツですが。
一日三食はルーティーン化しています。
バナナとナッツは手が汚れない、時間を取らないので、オススメです。
たまに出張でビジネスホテルの朝食にありつくと、感動しておかわりするくらい食べ過ぎてしまいます。自重します。
睡眠大事
睡眠時間は死ぬ気で死守しろ!とのことです。
あのテストステロン氏が、筋トレより大事と言っています!
日本人は異常に働く民族なので、睡眠不足の人が多いんじゃないかと勝手に想像しています。
著書によると、日本人の平均睡眠時間は6.5時間、6時間未満の人は40%だそうです。
私は大体6時間前後が習慣化しています。
目覚ましがなくても、4~6時間で目覚める体質になってしまっています。
確かにいい睡眠が取れると、翌日の生産性が上がるというのは体感としてあります。
寝不足が常態化した状態で生産性の悪い仕事を続けるのは、非効率ですね。
質も良く量もしっかりとした睡眠時間を常に確保したいと思いました。
そのために、睡眠グッズにお金をかける、就寝前の入浴、就寝2時間前にはTV、PC、スマホを見ない、飲食もしない、が効果的だそうです。
私は就寝前の入浴と読書を意識的に習慣化しています。
また、「Sleep Meister」というアプリも使っています。
入眠までの時間や、睡眠効率を測定してくれます。
これを毎朝確認しながら、睡眠習慣を管理するようにしています。
寝言も録音できるらしいですが、私は怖いのでやっていません。
運動大事
運動を日常的にしている人は、運動をしていない人より、精神状態が良い日の割合が40%多いことがわかっているそうです。
社会人になると運動不足になる人は多いと思います。
私もその1人です。
運動については、有酸素、無酸素、どちらも大事とのことです。
意識的にエレベーターを使わず、階段を使うようにしたり、歩く速度をあげたり、通勤で使う駅を一つずらして歩くようにしたり、日常の動きに変化を加えることでも、だいぶ変わってくると思います。
運動することで、うつの予防にもなったりするそうです。
体の病気は治るかもしれませんが、心の病はなかなか治らないと聞きます。
うつ予防としての運動、積極的に体を動かしたいものです。
個人的にはいつか最新のゲームを買って、自宅で楽しみながらできるソフトを使って、体を動かしたいと思っています。ゲーム機はプレステ2で止まっているので、未来に残しているワクワクの一つです。
本書の後半戦はストレス社会の病事例
本書の後半戦は、ストレス社会で生きる人たちが陥りやすい病について、漫画も織り交ぜながら解説してくれます。
適応障害、うつ病、強迫症、不安症、摂食障害、アルコール依存症、発達障害等々。
生きるために会社に属し、時には理不尽なことも我慢して一生懸命頑張るサラリーマンも、ストレス過多で様々な病気になってしまいます。
人ごとと思わず、自分に置き換えて読むことで、つまづかないように生きることができるのではないでしょうか。
また、会社に潰されないように生きましょう。
所詮、会社です。
生きるために働いているのに、働くことで身を削り、寿命を縮め、命を落とすのは本末転倒です。
所詮、会社です。
日本には400万社の会社があります。
一つの会社に一生捧げていいのか考え直してもいいのかもしれません。
所詮、会社です。
最後に
人生における大事にしたい価値観として健康があげられると思います。
老後にどれだけ時間があっても、お金があっても健康でなければ、世の中の楽しいことが楽しめません。
本書以外でも、健康に関する本を少しずつ読むようになりましたが、どの本も、運動、食事、睡眠がとてもとても大事であることを謳っています。
会社員をやっていると、いつの間にか思考停止で、仕事をすることが目的になりがちですが、そんな時に一度自分自身でブレーキをかけて、自分の生活習慣を見直すことが肝要ですね。
テストステロン氏と精神科医の岡先生の対談形式になっており、いつも通り、テストステロン氏のユーモアも散りばめられているので、読みやすく、かつ、楽しく読めてオススメです。
以上