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【書籍紹介】透明な螺旋【レビュー】

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透明な螺旋


ガリレオシリーズ最新作「透明な螺旋」読了しました。感想をレビューします。

なぜ本書を手に取ったか

2022年に沈黙のパレードが映画化されるにあたり、ガリレオのドラマシリーズを見直し、もちろん映画も見に行きました。

そして最新作の沈黙のパレードが個人的にここ最近で1番(それまではコンフィデンスマンが1番、いまいちはシンウルトラマン)でした。

ここで昂った私に、小説版には透明な螺旋というものがあるという情報が入ってきました。

普段はビジネス本や自己啓発本ばかり読む私ですが、小説はほぼ読みません。夢をかなえるゾウシリーズは例外で大好きなのですが。

しかし今回は、そんな小説と縁遠い私でもポチりたくなるほどガリレオ熱が再燃していました。そして、ポチりました。

書籍概要

ネタバレを避けるよう注意します。

うまく説明できる自信はありません。。。

。。

とある生花店で働く女性は、客としてきた男性と親しくなり恋人関係となる。

ある日、その男性が行方不明になったと恋人の女性から通報がある。

しばらくすると男性の銃撃された遺体が発見されるが、恋人女性は音信不通で行方不明となる。

恋人女性には男性死亡推定時刻に友人と旅行に行っていたというアリバイがあるが、

なぜか逃亡?という選択をとっている。

恋人女性とどうやら一緒に行動していると思われる絵本作家は、湯川と繋がりがあるらしい。

警察が捜査を進める中、湯川も動く。

次第に真相が判明していく。。

すみません、難しいです。。

感想

今回の事件に関わる登場人物には、それぞれの生い立ち、境遇、考えがあり、一人一人の行動が一つの事件を作り上げているように感じました。

前述の稚拙な書籍概要で紹介した登場人物以外にも、何人か重要人物が現れます。

私の中では、題名の「透明な螺旋」という言葉が一冊の本を包み込んでいるように思いました。

いろんな、時間の流れのなかで起きたことが、今回の事件に終着します。

ある視点から見ていた事実は、違った角度から見ると全く異なる景色が広がっているという、

物事を多面的に見ることの大切さも再認識しました。

沈黙のパレードの時も思いましたが、ストーリーが単純ではないため、

著者の構成力に感服しましたし、映画化が楽しみになる内容でした。

とにかくこの本を読んだ感想を共感したいので、妻に読んで欲しいと伝えました。

おわり


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