【書籍紹介】ネオ釈迦の教え【レビュー】
手に取った理由
夢ゾウの雰囲気はすぐに伝わりましたが、
新たなテイストで、別の著者から、
ありがたいお言葉が聴けるのかなと期待して選びました。
著者紹介
山崎 拓巳さん。
1965年三重県生まれ。
広島大学教育学部中退。
主な著書は、
「やる気のスイッチ」「人生のプロジェクト」「スゴイ!話し方」
執筆活動以外にも、
講演、絵画、Tシャツやバッグ制作、映画出演、作詞家、飲食店オーナー等多岐にわたる活躍。
こんな悩みの方へ
凡人で終わりたくない
ワンランク上の人間を目指したい
読みやすい本が読みたい
そんな方に読んでもらいたいです。
どんな本なの?
1 衝撃の出会い
2 「自信のない自分」を認めろって?
3 起きることの「意味づけ」を変えてみた
4 まず「与える」って、どーゆーこと?
5 人と「比較」しないなんて、できるの?
6 自分の「今ココ&タスク出し」をアウトソーシング
7 ドハマリすること、グッドだぜ!
8 「やらねば」より「楽しい」を選んでもいいの?
9 失敗から立ち直る力、つけたいよね
10 現実すべて、「自分の頭の中」にあるらしい
11 「自分の理想像」と付き合うってサイコー!
12 ひとりで歩む勇気、めっちゃ大事
13 「今、幸せ」と感じればいいって、マジですか?
14 自分で「自分を励ます」方法がわかった!
15 すごいこと、できる気がしてきた
16 静かに目を閉じ、深呼吸してみたら
〜ストーリー〜
冴えないサラリーマンが、ネオ釈迦と名乗る見た目や話し方がチャラい釈迦と出会う。
冴えないサラリーマンは自分の現状に不満を持っているが打開できずに悩んでいる。
そんな中、ネオ釈迦によるアドバイスを実行していくことで、
新しい世界が見えてくるというお話。
ピックアップ
人生に役立つ言葉あり(実践しなきゃ意味ないです)
ドハマリすること、グッドだぜ!より
ネオ釈迦は仰っていました。
偉業を成す人に対して、周りの人は目標達成したことに賞賛しますが、
当の本人はただただ自分の目標達成のためにドハマリしているだけです。
過去の自分を振り返り、気づいたら時間が過ぎていた経験を思い出し、
実際にそうなる道を切り開いていきましょう。
ひとりで歩む勇気、めっちゃ大事 より
善き人と付き合っていると、その善い部分が自分にも伝染します。
逆もまた然りです。
人を見ずに、おかしな人間関係を続けるくらいなら
自分一人になり、自分から善くなっていきましょう。
いずれ、そんな孤高の存在同士が仲良くなり、繋がっていきます。
読みやすい
基本的に冴えないサラリーマンとネオ釈迦の掛け合いが続きますので
ただただ固い文章が綴られているビジネス書に比べて読みやすいと思います。
サクッと自己啓発したい方にはオススメです。
感想

ネオ釈迦の教えを忘れず実行していくことで、人生好転していくんじゃないかなと思いました。
ドハマリ、没頭については、それまでの悩みやモヤモヤや雑念を一蹴して時間を使うことができ、
辛さを感じることなく充実した時間を過ごすことができるため、
偉業を成し遂げるためには大事な感覚だなと感じました。
実はブログ記事を書いているときも割と没頭状態なので、精神衛生上も自分にとっていいことなのかなと思っています。
また、最初にお話した夢ゾウとの被りについてですが、話の流れ的には、
冴えない人間と神的存在の物語なので似ている感は否めません。
もちろんテイストは違います。
どちらがいいかと言われれば、
1~4巻という歴史があり、(個人的には2回ずつ読んでいたり)、4巻では涙したり、
という変遷が夢ゾウシリーズにはあるので
私の中では、ネオ釈迦はガネーシャに勝てませんでした。
しかし、ネオ釈迦という今までにおそらくないであろうキャラから
豊かな人生を送るための教えを教示いただける本書は
新鮮な感覚で学びのある内容と思いました。
興味のある方にはぜひチェックしていただきたいと思います。
著者の他の著書
やる気のスイッチ!

