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【スマホとの付き合い方見直し】スマホ脳【レビュー】

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書き出し

毎度お馴染みサラタメ氏の動画をきっかけに購入しました。

書店に足を運ぶと、ランキングも上位で人気の本書。

気がつくと手に取ってしまうスマホ。

自分の意思で触っていると思いながら、アプリ制作側の思惑通りに動かされているだけという恐怖。

今や切っても切れない関係のスマホについて、一度理解したいと思い、読んでみました。

よろしくお願いします!


著者紹介

著者はアンデシュ・ハンセン氏。

1974年生まれ。

スウェーデン・ストックホルム出身。

前作「一流の頭脳」が人口1000万人のスェーデンで60万部の大ベストセラーとなり、

世界的人気を得た精神科医。

名門カロリンスカ医科大学で医学を学び、ストックホルム商科大学でMBAを取得。

目次

第1章 人類はスマホなしで歴史を作ってきた

第2章 ストレス、恐怖、うつには役目がある

第3章 スマホは私たちの最新のドラッグである

第4章 集中力こそ現代社会の貴重品

第5章 スクリーンがメンタルヘルスや睡眠に与える影響

第6章 SNSー現代最強の「インフルエンサー」

第7章 バカになっていく子供たち

第8章 運動というスマートな対抗策

第9章 脳はスマホに適応するのか?

第10章 おわりに

要約

スマホの強い中毒性

「できるだけ長い時間その人の注目を引いておくにはどうすればいい?人間の心理の弱いところをつけばいいんだ。ちょっとばかりドーパミンを注射してあげるんだよ。byショーンパーカー(Facebook元CEO)」

巨大SNS Facebookの元CEOはこのように言っています。

普段、何気なく見ているFacebookには、常に注目を引くような設計がなされています。

その他SNSも広告もプロが人の目を引きつけるように設計されています。

スマホを触り始めて、気がつくと1時間2時間経過しているなんて経験のある人も多いのではないでしょうか。

→スマホアプリは人の目を引くように設計されている。

また、そもそも人間は変化に反応してしまう生き物です。

狩猟民族時代の人間は日々の変化・違和感が命取りに繋がる可能性があったからです。

この先には太刀打ちできない獣の群衆がいるかもしれない

これを食べると毒で死ぬかもしれない

まさにサバイバルです。

現代になり、特に日本では生死を争う生活からは縁遠くなりました。

しかし、人間の脳は変化や違和感に反射的に反応してしまうようにできています。

スマホの通知にいちいち反応していませんか。

いちいち反応していると、今やるべきことに集中できなくなってしまいます。

アプリの集客力以前に、通知機能にも注意が必要です。

→スマホの通知に反応してない?

はしっこ
はしっこ

その他、スマホの中毒性・弊害についてピックアップします。

ジョブズもビルゲイツも自分の子どもにはスマホを制限!?

 アップルの創業者ジョブズは自分の子どもにスマホの使用時間を制限していました。

 マイクロソフトのビルゲイツは子どもに14歳までスマホを持たせませんでした。

 →ITのプロほどスマホの弊害を懸念していた。

スマホをテーブルに置いておくだけで集中力低下につながるという実験結果あり

 →友人とのディナーの満足度低下、勉強していても長期記憶ができなくなる。

ブルーライトの影響

 →スマホから発せられるブルーライトは、メラトニンの分泌にブレーキをかけます。

  即ち、質の良い睡眠ができなくなります。

SNSを使うほど孤独を感じるようになる

 →皆の幸せを浴びまくることで、自分は損している、自分は孤独だと感じてしまいます。

対策

スマホ脳からの脱却を目指して行動しましょう。

対策をピックアップします。

 スマホ利用時間の把握

 寝る直前には見ない

 通知オフ

 運動

 人と会っている時は相手に集中

スマホ利用時間の把握

自分が毎日どのくらいスマホを触っているか把握されていますか。

iPhoneにはスクリーンタイムという設定があり、自分のスマホ使用時間を管理できます。

私の直近1日使用時間は3時間半でした!

1日の睡眠時間6時間、労働時間8時間として、可処分時間は10時間です。

その可処分時間の約3分の1をスマホに費やしていました。

残業や通勤時間、食事や入浴、家事等の時間を考えると、可処分時間は更に短くなります。

3時間半あれば、筋トレや読書等の有意義な自己投資ができます。

はしっこ
はしっこ

私は反省しました。

スマホの使用時間を把握して、時間の使い方を見直す

寝る直前には見ない

仲の良い人とのLINEや面白いYouTubeを観ていると、どんどん目が冴えてきます。

前述しましたが、就寝前にスマホを見てしまうとメラトニン分泌にブレーキがかかります

眠れなくなってしまいます。

眠れなくなると、翌日のパフォーマンスがだだ下がりです。

目覚まし代りに枕元に置くと思うので、ついスマホを手に取ってしまいますよね。

別で目覚ましを用意して、スマホを手の届かないところに置く工夫をしましょう。

就寝前はスマホを隔離して、快眠を死守

通知オフ

通知が来ると人間は反応してしまいます。

そういうプログラムが組み込まれているのです。

私も実践していますが、ほとんどのアプリを通知オフにしましょう。

そうすれば、本当に大事なことに集中・没頭できます。

スマホの通知に踊らされない

運動

運動大事です。

ストレス軽減、集中力UPにつながります。

自分を支配しているスマホ時間を少し運動の時間に当ててみましょう。

健康ライフにつながり、豊かな人生に近づきます。

スマホと距離を置き、体を動かしてすっきりさっぱり

人と会っているときには相手に集中

人と会っている時はスマホ触らないようにしましょう。

相手に集中しましょう。

それだけでその時間の満足度が上がります。

大事にしたいのはスマホ?相手?

スマホ触りすぎは相手に失礼

感想

スマホが生活必需品となった今の時代に一度その生活を見直すきっかけをくれる内容でした。

スマホが便利なのは百も承知です。

決済もコミュニケーションもスケジュール管理も娯楽も趣味もスマホなしでは成り立たなくなってきています。

しかし、スマホを使うことでの弊害について一度見直すことも大事だと思いました。

スマホを使っているつもりが、スマホに使われている、自分の時間を吸い取られている、といったことにならないように気をつけようと思いました。

デジタルデトックス。

スマホとの程よい距離感を意識して、日々の生活を豊かなものにしていきたいです。

それでは!


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