【書籍紹介】よのなかルールブック【レビュー】
よのなかルールブック
ひらがなが多い、表紙がかわいいイラストで親しみやすい
即ポチりました。
紹介させてください。
社会人として大切なことをザッと学び直したい
こどもに、社会で必要なことを少しでも伝えたい
自己啓発したいが活字が苦手
本の概要
出版日 | 2019年1月25日 初版発行 |
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ページ数 | 全111ページ |
読了に必要な時間 | 0.5~1時間 |
世の中のルールブックになります。
これさえ覚えておけば
社会に出ても前進できます。
著者は高濱正伸さんです。
高濱正伸
「メシが食える大人に育てる」という理念のもと、「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を主軸に据えた学習塾「花まる学習会」を設立。
保護者などを対象にした講演会は、参加者が年間30000人を超える。
「情熱大陸」「カンブリア宮殿」「ソロモン流」など、数多くのテレビ番組に紹介されて大反響。
「週刊ダイヤモンド」「AERA with Kids」などの雑誌でも多数登場している。
印象的な内容ピックアップ
ちょっぴりピリ辛だけど、
いまのうちにこどもたちに伝えたい
本当のこと。
ということで、
社会に出てからあらゆる課題に立ち向かう術を教えてくれます。
こども向けの図書のため、対象年齢は~12歳ほどと思います。
本書では、よのなかルールを50個伝授してくれますが、
その中から一部ピックアップして紹介&社会人9年目の感想を記していきます。
よろしくお願いします。
いいことを言うよりも、良い行動をとる
どんなに口が上手くても、行動が伴っていないと、周りからの評判はよくならず、信頼も積み上げられません。
あいつは口ばっかりと言う風に、影で揶揄される人をこれまで何人かみてきました。
どんなにいいことを言っていても、行動でその発言と真逆のことをしているとどうでしょう。
私は口だけの人とはあまり関わりたくはありません。
テイカーと呼ばれるような人が該当すると思います。
良い行動一つで、あなたを見る周りの目が、態度が変わっていきます。
見ている人は見ています。
「なぜだろう」と考える習慣を身につける
すなわち、世の中森羅万象に興味を持とうということです。
壁を作らず、さまざまな事柄に食いついて、理解を深めることで、見識が、見える世界が広がります。
世界が広がると、関わる人の幅も広がり、人生に彩りがでてきます。
世界は広いです。
身近にあるものでもまだまだ知らないおもしろいことはゴロゴロ転がっているはずです。
毎日、ワクワクすることを探しながら生きませんか?
よく笑い、よく笑わせる
笑いは健康に良いそうです。
笑っている時は幸せじゃないですか?
たぶん、笑っているあなたを見ている周りも嬉しい気持ちになっていると思います。
そして、人を笑わせるって幸せじゃないですか?
とても高尚で素敵な行為だと思います。
笑って、笑わせて、みんなハッピーで最高です。
努力が報われるとは限らない それでも努力し続ける
努力しないと成功はしません。
努力して失敗しても、さらに努力すればいいだけのことです。
目的の達成のために、惜しみない努力をしましょう。
いつか報われると信じて。
私は努力し続けて、6年がかりで電験取りました。。
勝った時こそ冷静に
何かに勝って、浮かれた瞬間に足元救われることはありがちな話です。
勝って兜の緒を締めよ、油断大敵、みたいな言葉もありますね。
常に初心を忘れず、謙虚にいたほうが良いです。
これまで関わってきた人の中に、年を重ねて、仕事を覚えて、後輩が増えていくにつれて、態度がでかくなっていく人がいましたが、そういう態度だと人望は得られず、良い信頼関係は築けていませんでしたね。
反面教師として、そうならないよう気をつけたいと思いました。
強い体をつくる
健康な体があってこそ世の中の幸せを享受することができます。
いつかスキューバダイビングをやりたいと思っていても、実現直前でぎっくり腰になっていたら夢が叶いません。
高級料理を食べることになっても、虫歯だらけ、歯がない、と言った状態だと心から美味しくいただくことはできません。
強く、健康的な体があるだけで世の中なんとかやっていけます。
筋トレ、食事、睡眠、規則的な生活習慣で強い体作りに努めましょう。
「ありがとう」を口癖に
ありがとうを言われて気を悪くする人はいません。
どんな些細なことでも感謝の気持ちを言葉で伝えることで、相手は嬉しい気持ちになりますし、それが自分にも返ってきたりします。
ありがとうを口癖にして、みんなハッピーな世の中作りに貢献していきませんか?
どうしても辛い時は、逃げる
自分を守れるのは自分自身です。
心身崩壊するまで我慢しなければならないことはありません。
生き方、選択肢はいろいろあります。
辛い時は逃げるという選択肢があることを忘れてはいけません。
学校辞めようが、仕事辞めようが、人生何とかなります。
大丈夫です。
人生の主役は自分自身 人生の進路は自分で決める
何事も自分で選択して、行動することが、充実した人生に繋がります。
他人の人生を生きてはいけません。
7つの習慣という著書にも主体性が重要と書かれています。
自分の足で歩くことで得た経験が、人生の財産となっていきます。
周りに振り回されず、堂々と生きましょう。
個人的感想とまとめ
こども向けの書籍ですが、人生に大切なことがシンプルにまとめられている作品でした。
社会に出てから、失敗したり、周りから叱責されたりして覚えるようなことが多々ありますが、それでも、本書に書かれるルールを愚直に実践することで、地道に豊かな人生を送っていける気がしました。
ぜひ多くのお子さんに読んでもらいたと思いました。
言葉だけではなかなか身にならないこともあるかもしれません。
それでも、本書の言葉が頭の片隅にでも残っていれば、社会に出たときに、役立つ内容が詰まっています。
簡潔にまとめられていて、イラストもありわかりやすいので、小さなお子さんへのプレゼントにおすすめの一冊です。
生きるためのルール50選
老若男女必読
大人でも全てできているか確認してみてほしい
著者の他作品
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